会長挨拶
岡野 圭一
(香川大学医学部 消化器外科学)

このたび、第127回日本消化器病学会四国支部例会を、2027年3月13日(土)・14日(日)の両日、サンポートホール高松において開催させていただくこととなりました。伝統ある本例会の当番会長を務めさせていただきますことを、大変光栄に存じます。本例会のテーマは、共同開催される日本消化器内視鏡学会四国支部例会会長の鎌田英紀先生と協議して「つながる四国、ひらく未来 ―連携・継承・革新―」といたしました。
消化器病診療は、多くの領域の進歩、内科と外科の連携によって発展してきました。一方で、特に四国においては患者さんの高齢化や疾患の複雑化、医療者の不足など、私たちが向き合うべき課題も少なくありません。このような時代だからこそ、診療科や施設、地域の垣根を越え、互いの専門性を尊重しながら協働することが、これまで以上に重要であると考えています。
四国では今、消化器診療を支えてきた指導者の世代交代が進み、新たな体制のもとで次の時代へ向かおうとしています。先人から受け継いだ知識、技術、志を次の世代へ確実につなぎながら、力を合わせることが求められています。本例会が、四国の新たなつながりと連携を育む場となることを願っています。
今回の特別講演には、大阪大学大学院医学系研究科がんゲノム情報学教授の谷内田真一先生をお迎えいたします。高松市のご出身であり、世界の第一線でがんゲノム研究を牽引されている谷内田先生に、革新的な成果と研究への情熱を直接お話しいただけることは、次世代を担う医師にとって、大きな刺激と希望を得る機会になるものと期待しています。
会場となるサンポートホール高松周辺は、「世界で最も美しいアリーナ」と「穏やかな瀬戸内海」を望む、私が大好きな場所です。流線形の建築と海、島々が一体となったこの眺めは、古から海を越えて人と地域を結んできた四国の歴史を感じさせるとともに、今回のテーマである「つながる四国」を象徴する風景でもあります。春のきらめく瀬戸内海を眺めながら、学び、語り合い、新たなつながりを育んでいただければ幸いです。皆様とお目にかかれますことを、教室員一同、心より楽しみにしております。
鎌田 英紀
(香川大学医学部 消化器・神経内科学)

このたび、第138回日本消化器内視鏡学会四国支部例会の会長を拝命いたしました。本会は、2027年3月13日(土)・14日(日)の2日間、サンポートホール高松にて、第127回日本消化器病学会四国支部例会(会長:岡野 圭一 先生 香川大学消化器外科学)と合同で開催いたします。伝統ある本支部の例会を担当させていただきますことを、大変光栄に存じます。
今回のテーマは、岡野会長とともに「つながる四国、ひらく未来 ―連携・継承・革新―」といたしました。
四国における消化器診療は、患者さんの高齢化や疾患の複雑化、医療者の不足など、私たちが向き合うべき多くの課題を抱えています。これらの課題を乗り越え、質の高い医療を提供し続けるためには、内科と外科、あるいは施設や地域の垣根を越えた強固な「連携」が不可欠です。
私自身は長年、膵胆道領域の診療に携わり、ERCPやEUSを中心とした手技を行ってまいりました。この領域は精査のみならず治療においても重要な役割を担う一方で、難易度が高く合併症のリスクも伴います。安全で確実な内視鏡診療を実践するには、先人たちが培ってきた知識や確かな技術を次世代へ確実に「継承」していくことが重要です。それと同時に、近年著しい進歩を遂げているAI診断や新たなデバイステクノロジーを積極的に取り入れ、次世代の医療を創り出す「革新」も強く求められています。
本例会が、若手からベテランまで多くの先生方が一堂に会し、成功例だけでなく困難であった症例も含めて活発に議論を交わし、四国の新しい協力関係を築く場となることを願っております。
会場となるサンポートホール高松は、穏やかな瀬戸内海と島々を見渡すことができる大変美しい場所にあります。春のきらめく海を眺めながら、多くの先生方と対面で有意義な意見交換ができることを楽しみにしております。皆様の多数のご参加と演題登録を、教室員一同心よりお待ち申し上げております。